義援金を送るときには慎重に

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ユニセフ募金

横行する義援金詐欺

何かの災害が発生すると必ず出てくるのが義援金詐欺です。
被災した人達を応援したいという事を逆手にとってこのような事をするわけですが、このようなところに義援金を送ると更に次も味を占めて同じような事をしてしまうということになるので、少額であってもこのようなところにお金を出すという事は決してしないようにしなければなりません。

ですから、義援金を送るという時には慎重にその運営先を調べて送るという事をしなければならないと考えて良いでしょう。

まず名前も知らないような所を利用する意味はありません。
大きな災害の場合はテレビなどで聞いた事がある大きな会社や日本ユニセフ協会などの団体が何らかのアクションをしているものですから、そうした信用できるところを利用するという事をするといいでしょう。

・・・日本ユニセフ協会の領収書発行について

信用できるのかどうか分からないところが集めているところを利用する必要は全くありません。
そのようなところはほとんどが詐欺といって良いかもしれない。確かにお金を被災地に届けるという事をするかもしれませんが、その比率はとんでもなく少なくなっているという事があるかもわかりません。

何しろ義援金はどのようにお金が集められたのか、集めた団体がどれだけ分け前を取るのかという事が一切秘密になった状態で何もわからないのが当たり前のようになっています。
当然そのような状態で集められたお金はほとんどが運営者が獲得してしまってわずかしか被災地には届けないというような事を当たり前のようにする人がいるのです。

ユニセフのような信頼できる団体に募金することが大切

被災地の為にというようにして義援金を募っているところの多くは怪しいと考えて良いでしょう。
例えば被災地が最も欲しているものが何かが分からないときに、お金をもらったとしてそれを有効活用することが出来るでしょうか、はなはだ疑問があると言わざるを得ません。

大きなところは自治体も絡んで何が必要なのかという事も確認したうえで、義援金というスタイルで募集するという事をしたりしますし、名前が知られているので、横領などをして自分達の信用が地に落ちるというような事が一番怖いので、そのような事をしない可能性が高いという事が言えます。

つまり、その後も世間の人達に顔を出し続けるということになれば、そのような事で自社の評判を落としてしまう事はないように細心の注意を払うという事をするわけです。

ある意味では売名という事も言えるのかもしれませんが、良い意味での行為で企業がボランティア的にこのような活動をするというのであれば、それは応援をしてあげてもいいでしょう。
ですから、信用できるところ、即ち顔を出して判断をする事が出来るところにすべきという事になるわけです。

基本的に顔は出さない、名前は聞いたことが無い、調べても何も出てこないというようなところはまず、ダミー会社と考えて良いでしょう。
その場で用が終われば会社は無かったことにしてお金だけを頂いて去っていくという事をするところだと考えられます。

ネットでも簡単に募金を募ることができるので詐欺は後を絶たない

被災している人がいる時に、それをネタにして自分だけが甘い汁を吸うという事を考えているわけですから、とんでもないということになりますが、なにしろこれは圧倒的に儲かるのでする人が後を絶ちません。

何しろ、今はネットでいとも簡単に応募を募る事が出来て、募金ですからその用途を開示する必要もなく、どれだけの比率で集まったお金を被災地に渡すのかも自由ということになれば、0%という事にしてしまう人も出てくるわけです。
申し訳程度に50%ぐらいを渡すという事もあるかもしれませんが、むしろ渡すだけましという事も言えなくもありません。

つまり、無償でお金が手に入ってしかも、それが発覚したとしても罪に問われる可能性も少ないということになれば、これほどボロイ商売はありません。
これを商売と考えてしまえば、もう何でもありという事になってしまいますから、無駄になるのはお金を送った人の心だけということで、如何にこの方法が問題なのかという事が分かります。

少なくともお金という極めて安直な方法での支援という事をする時にはしっかりと運営側の信用を判断しなければならないという事です。
基本的にお金を扱うところは性善説で考えてはいけません。

悪だと考えて全ての行動をしなければならないといって良いでしょう。
それは寄付をするというような事をする場合でも同様です。

世界には慈善団体という仮面を被った商売団体がいくらでもいるというのが常識です。
こうしたところは寄付という名目でお金を集めて自分達でそれを分け合い、残りを名目的に寄付にするという事をしています。

何しろ株式会社のようにお金の出入りを後悔する義務がありませんから、いくらでも細工をする事が出来るわけで、慈善団体でお金の出入りを公開していないところは、まず怪しいと考えて良いでしょう。

公開できない理由があるわけですから、それは自分達がぼろ儲けをしているという事しか考えられません。

最終更新日 2025年7月2日 by chaco2