【2022年最新】ファイナンシャルプランナーの仕事内容

「ファイナンシャルプランナーの資格を取得したい」
「ファイナンシャルプランナーに相談を考えている」
「ファイナンシャルプランナーに相談するメリットを知りたい」
近年、「ファイナンシャルプランナー」という単語を耳にすることが多くなっていますが、お金にまつわる仕事をする人、とイメージはあっても、具体的に何をする人かはあまり知られていません。
ファイナンシャルプランナーとは、節約を始め税金関連・住宅ローン・老後問題・相続など、ありとあらゆるお金に関してのエキスパートのことで、「お金の専門家」や「家計のホームドクター」とも言われています。
銀行や生命保険会社などの金融機関に所属
仕事内容は多岐に亘りますが、具体的には資産運用やマイホームの資金作り、子どもの教育資金や老後の生活資金作り、不要な出費を抑える家計の見直しなどについて、総合的に計画を立ててサポートを行います。
その多くは銀行や生命保険会社などの金融機関に所属して相談に来た顧客へアドバイスすることを仕事としている人で、自社が関わっているジャンルや扱う商品に詳しいため、その企業を利用しようと考えている人におすすめです。
一方、ウェルスデザインなど企業には所属せず個人向けにライフプランの作成などを行う独立系のプランナーも少なくありません。
独立系プランナーは企業の枠を超えた数多くの商品に対する知識に長けているため、自分にとってどのような商品が最適なのかを知りたい場合や、複数の商品を比較して検討したい場合に相談するのにおすすめです。
経済面からライフプランを作る仕事もある
また、金融商品ばかりではなく経済面からライフプランを作る仕事もあります。
ファイナンシャルプランナーは理想とするライフプランを実現するための計画を立てる専門家でもあるため、将来的にどのような生活を送りたいか、夢を実現するためにはどうすればよいかなどを相談することができます。
私たちが生活していくためにはお金が必要ですが、理想を現実にするためにはしっかりとした資金計画が欠かせません。
最近では貯蓄の方法も多種多様になっており、常に最新の情報をキャッチしていかなければなりませんが素人にはなかなか難しい一面があります。
だからこそ、暮らしに関わるお金の専門家であるファイナンシャルプランナーの存在意義は、ますます高まっていると言えるでしょう。
ただ、この名称は職業を指すものであるため相談だけなら資格がなくてもこの名称を名乗ることができるのですが、やはりお金に関することですから信頼のおける人に相談したいと考えるのが普通です。
ファイナンシャルプランナーの資格について
そこで、これらの知識を持っていることを証明するのが国家資格である「FP技能士」と日本FP協会が認定する民間資格の「AFP」「CFP」で、国家資格のFP技能士はさらに1級から3級に分かれており、1級が最も高い専門的知識が要求される上級資格となっています。
一方、民間資格ではCFPがFP技能士1級、AFPがFP技能士2級に相当しますが、一度資格を取得してしまえば更新の必要がないFP技能士に対し、CFPとAFPは2年間の有効期限があります。
そのため、資格を更新するには一定の単位を取得しなければならないことから、常に最新の知識を入手して理解しておかなければなりません。
傾向としては、企業に所属しているプランナーはFP技能士、独立系プランナーにCFPやAFPを取得している資格者が多くなっています。
ファイナンシャルプランナーに相談するメリット
では、ファイナンシャルプランナーに相談するメリットには何があるでしょうか。
その最大のメリットは、お金に関する現状の悩みや将来の目標を対して家計の分析を行い、具体的に改善策を提示してくれることにあります。
景気が一向に回復の兆しを見せない中で、さまざまな商品やサービスの値上げが多くなっています。
そのため、結婚しても子どもを育てられるか、マイホームが持てるかなど不安に思う若年層や、日々の生活に精一杯で老後の生活資金を貯める余裕がない子育てを終えた世代など、現状や将来に対して不安や不満を感じる人も少なくありません。
FP技能士やCFP・AFPに相談することで、必要に応じて弁護士や税理士などと連携しながら現状を基に家計の分析と改善策を教えてもらうことができます。
また、インターネットなどでもお金に関する知識を得ることができますが、それはあくまでも一般論でしかありません。
自分にとってピンポイントで、最適なプランを提示してくれることも相談するメリットと言えます。
更に、相談することで知らないうちに損をしてしまうことを防げるというメリットもあります。
節税や補助金など、お金に関して私たちが知らないことは多く、具体的には住宅ローンの繰り上げ返済を知らずに無駄な利息を払っていたり、医療費控除やセルフメディケーションの適用を受けられるのに知らなかったばかりに無駄な税金を支払ってしまうなどが挙げられます。
他にもマイホームの頭金を貯めるのに有利な金融商品の紹介や、効率的に貯蓄するための方法などの相談に応じてもらうことが可能です。
まとめ
このように、ファイナンシャルプランナーに相談することで知らないと損することを防げるうえ、自分だけのオリジナルな改善策を具体的に知ることができますので、お金の悩みがある場合は一度相談してみてはいかがでしょうか。
最終更新日 2025年7月2日 by chaco2